魚料理はハードルが高いと思っていませんか。臭みが出たりパサパサになったりと心配事は尽きないものです。でも安心してください。今回はフライパンひとつで簡単に作れる、ぶりの照り焼きの正解をご紹介します。小麦粉でコーティングすることで、難しい火加減なしでもタレがとろりと絡み、ふっくらジューシーに仕上がりますよ。絶対に失敗しない魔法のレシピですので、ぜひ試してみてくださいね。
材料(2〜3人前)
- ぶり 切り身: 2切れから3切れ (皮や身にハリがあり、血合いが鮮やかな赤色のものを選びましょう)
- 薄力粉 または小麦粉: 大さじ1 (魚の旨味を閉じ込め、タレにとろみをつける重要アイテムです)
- サラダ油: 大さじ1 (米油などクセのない油でも代用できます)
- しょうゆ: 大さじ2 (タレの黄金比その1)
- みりん: 大さじ2 (タレの黄金比その2)
- 料理酒: 大さじ2 (タレの黄金比その3)
- 砂糖: 大さじ1 (タレの黄金比その4で、コクと照りを出します)
- うま味調味料 味の素など: 3振り (隠し味です。短時間でも長時間煮込んだような深い味わいにしてくれます)
作り方
1. 水気を拭き取る

パックから出したぶりの表面についている水分を、キッチンペーパーでしっかりと押さえるように拭き取ります。これが臭みを消す最初で最大のポイントです。
2. 粉をまぶす

薄力粉大さじ1を茶こしなどでぶりの両面に薄く振りかけます。手で軽く押さえてなじませてください。
3. タレを合わせる

小さな器に、しょうゆ、みりん、料理酒、砂糖、うま味調味料を入れてよく混ぜておきます。先に混ぜておくことで焼きすぎて焦げるのを防ぎます。
4. 焼く

フライパンにサラダ油大さじ1を入れて中火で熱し、ぶりを並べます。3分ほど焼いてこんがりとした焼き色がついたら裏返し、さらに2分ほど焼いて火を通します。
5. 油を拭き取る

ここが一番重要です。フライパンに出た余分な油をキッチンペーパーで完全に拭き取ってください。この油には魚の臭みが移っているので、残さず拭くことでお店のような上品な味になります。
6. タレを絡める

合わせておいたタレを一気に入れます。中火のままフライパンを少し揺すりながら煮詰めます。タレが大きな泡になり、とろっとしてきたら完成です。
失敗しないコツ
焼いているときはあまり触らないことが、身が崩れず綺麗に仕上げるコツです。タレを入れた後は、煮詰めすぎると味が濃くなりすぎてしまうので、とろみがついたらすぐに火を止めましょう。また、最初からタレに漬け込む方法は焦げやすいので避けてください。焼いた後の油を拭かずにタレを入れると、脂っこく生臭い仕上がりになってしまうので注意が必要です。
いかがでしたか。この「拭き取り」と「粉まぶし」のひと手間で、驚くほど美味しい照り焼きが作れます。冷めてもパサつかないので、お弁当のおかずにもぴったりですよ。今晩の食卓に、ぜひこの黄金比レシピを取り入れてみてくださいね。


